動悸と息苦しさ
当院では動悸や息苦しさでの来院がとても多く、施術を行うことで改善する傾向にあります。
当院で施術可能なケースや経過など紹介させていただきます。
動悸や息苦しさは、大きく分けて病気によるものとその他が原因のものがあります。
次のような病気により、動悸、息切れのが出る場合もあるので病院での検査が必要となります。
- 甲状腺機能亢進症
- 心筋症
- 虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)
- 肺血栓塞栓症
- 気胸などの呼吸器疾患
- 食道や胃、十二指腸等の消化器疾患
「脈拍数が1分間で40回以下で、体を動かした時に普段とは違う息切れを感じたとき」や「突然の動悸が始まり苦しい」などは病院で検査されることをお勧めいたします。
検査上、問題がなければ当院施術の適応となります。
次の項目はその他が原因となり当院で施術可能な項目となります。
- ストレス性の疾患
- 女性ホルモンの影響
- その他
心臓疾患がないのに、動悸・息切れなど、胸のあたりに不調が生じたりすることがよくあります。
ストレス過多など精神的不安がある場合に起こるケースと女性ホルモンの減少によるケースが多いです。
ストレスは人間関係・仕事・学校・家庭・不規則な生活習慣・環境変化等、また女性ホルモンバランスの変動はエストロゲン減少による血流減少、呼吸の浅さ等によって次のような症状が起こります。
- 動悸と共に背部痛、胸痛がする
- 1日に何度も激しい動悸して、鼓動が脈打つ感じがする
- うまく呼吸できない、のどの違和感、つまった感じがする
- 胸の奥がズキズキする
- 何かしないといけないと思うと動悸や息苦しさがする
- 不安感が強い
などの症状を訴える方が多いです。
動悸と息切れの原因
大きく2つの原因が考えられます。
一つは更年期症状や自律神経の乱れにより交感神経が優位となり知らず知らずのうちに呼吸が浅くなっていることが原因による姿勢の変化です。
更年期での筋力低下も相まって、肩や首が前に突き出ながら背中が丸まった状態の「上位交差症候群」と呼ばれる乱れた姿勢になります。俗に言う猫背の状態になっており、体では腹筋が縮こまり、背筋が無理に伸ばされている状態になってしまいます。その状態が続いていると筋肉や骨が癖付いてしまい、どんどん呼吸がしにくくなり酸素供給量が減ってきます。
二つめは、心臓を包んでいる膜や靭帯が緊張することで、心臓に負荷がかかり動悸や胸の痛み、息苦しさ、不安感がでている場合があります。
心臓に関係しているのが腕です。腕が強く捻られたり、何らかの刺激が加わると膜を介して心膜が捻れます。
また交通事故、転倒、骨折などで強い衝撃を受けると胸椎、肋骨が正常な位置よりずれ捻れてしまいます。
その捻れがそのままになっていると、左側にある心臓そのものや、心臓を覆っている心膜が捻れが、動悸の原因になります。
当院で出来ること
当院ではゆったりした時間で呼吸をしやすい空間にて施術で調整していき症状を改善していきます。
心臓は身体のとても大事な部分であるため、不安感を直に感じやすく、
少しの違和感でも症状を強く感じてしまいます。
また不安感からさらに動悸、息苦しさなどを必要以上に感じていることも多く、
これらは原因がわかる事で症状が和らぐこともあります。
またストロー呼吸法や、気持ちを落ち着ける方法など一緒に考えて参ります。
施術で対応可能な場合は経験上3回~4回の施術で改善することが多いです。
動悸、胸の痛み、息苦しさでお困りの方は是非ご来院下さい。